0. 基礎知識

アフィリエイト広告の会社ってどんなところ?仕事内容は?副業できるの?

ASPの仕事内容

筆者は約3年ほどASP(Affiliate Service Provider)と言われる、アフィリエイト広告の会社に勤めていました。アフィリエイトマーケティングに興味がある方はASPとはどんな会社なのかということも知っておくといいと思います。

そこで、ASPでの仕事内容やどんなところなのか? 副業でアフィリエイトはできるのか? あたりについてお話ししたいと思います。

1日の通常スケジュール

筆者は技術職ではなく営業職として勤務していましたので、あくまでも営業職のスケジュールとお考えください。

9時30分 出社

出社して貸与されたノートパソコンを開いて出勤ボタンをクリックします。自分のデスクの鍵付きキャビネットにパソコンをしまっておく決まりなのですが、パソコンを取り出してから出勤ボタンをクリックするまでが3分くらいかかるので月に数回遅刻扱いとなることもありました。

でも、比較的ゆるーかったので特に何も注意はされません。午前中来ない人とかいましたし…

〜12時30分 メール・電話対応

前日に返しきれなかったメールの返信やクライアントからの電話が朝一はかかってきやすいので対応します。

〜15時 ランチ&アポ

筆者はランチの時間にあわせてその前後にアポ入れることが多かったです。後ほど紹介しますが、副業でアフィリエイトするのも自由ですので、だいたいカフェでサンドイッチ食べながら自分のパソコンでアフィリエイト作業して、そのまま営業に行くという流れが多かったです。

アポが多いときはそのまま直帰するってことも2〜3ヶ月に1回とかありました。

〜19時 メール・電話対応・書類作成・部署間調整など

外出時にあったメールへの返信や電話の折り返し、契約書の対応、カスタマーサポート部門など他部署との調整や社内申請業務。

〜19時30分 帰社

早くて18時50分くらい、どんなに遅くても20時には帰ってました。会社を出たあとは自宅近くのファミレスにこもって2-3時間アフィリエイト作業です。部署にもよりますが比較的自分の時間は持ちやすかったと思います

こんな感じで比較的ゆるーい感じだったと思います。二日酔いで来ない人や直行直帰連発する人とかいましたし・・。結果さえ残していればあまり言われることはなかったです。

ASPの仕事内容は?

営業職でしたので営業職のみのお話しになりますがご了承ください。

営業職の中にも、

  1. 広告主の新規開拓を行うチーム
  2. 「広告主の新規開拓を行うチーム」が獲得した広告主の運用を行うチーム
  3. 主に有力アフィリエイターのサポートをするチーム

と3つあります。(大手のASPはだいたいこのような体制だと思います)

この3つのチームは非常に近い距離にいるので、この3つの仕事内容についてお話しします。ちなみに私は2つ目のチームにいました。

1.広告主の新規開拓を行う部署(チーム)

もう文字通り、広告主を新規開拓するチームです。他のASPにあるが自社のASPに出稿していない広告主、プレスリリースなどからリストを作って、ひたすら電話かけたり、代理店と仲良くして広告主を紹介してもらったりします。

一人あたりの月間の目標件数は6件前後だったと記憶しています。1件としてカウントされるまでの流れですが、契約書をもらって終わりではなく、

  1. 契約書受理(場合によってデポジットの入金)
  2. 広告として扱っていいものかのLPやバナーの薬機法チェック
  3. 正常に成果が計測できるかどうかのコンバージョンテスト
  4. アフィリエイター向け管理画面への公開

とステップを経てようやく1件とカウントされますので、社内調整にかかる時間もそこそこあります。

また、このチームは自分が開拓してきた広告主が無事に稼働したあとは、下で紹介するチームに引き継ぐことになりますので、広告主との継続的な関係性は築きにくいです。(広告代理店とは仲良くなりやすいかもしれません)

2.「広告主の新規開拓を行うチーム」が獲得した広告主の運用を行うチーム

私がいたチームです。新規開拓するチームが開拓してきた広告主に挨拶にいき、アフィリエイト広告で売り上げが上がるようにサポート・アドバイス、アップセルで別のソリューションを提案します。

あなたの会社もアフィリエイト開始後は主にこのチームの担当者と関わることになります。

一人当たり、およそ200-300社程度を担当で任され、その中から例えば3000万円を売り上げるようになど目標が与えられます。200-300社もあるのですべての会社と密にコミュニケーション取っているわけにはいかず、

  1. 売り上げを上げやすそうな広告主を選別する目
  2. 有力アフィリエイターと広告主をマッチングさせるための「有力アフィリエイターのサポートをするチーム」との調整
  3. クライアントと仲良くなるコミュニケーション能力
  4. アフィリエイトで自分自身もある程度稼げる力(SEO、PPCの仕組みやアフィリエイターの思考を語れる程度に)

が大きく求められます。

多くのクライアントと仲良くなりやすいため飲みに行ったりする頻度もそこそこ多いです。週に1回くらいでしょうか。ちなみにその飲み代は会社経費としてはなかなか認めてもらえませんので、なるべく奢ってあげてください。そうすると200-300社ある中から注力してもらいやすいです(笑)

3.主に有力アフィリエイターのサポートをするチーム

自社ASPをメインで使ってもらう目的で、主に以下のようなアフィリエイターに対してメールや電話、食事などをして仲良くします。

  • 自社ASPで長い間稼ぎ続けているアフィリエイター
  • 他社ASPで稼いでいるけど自社ASPでは稼いでいないアフィリエイター
  • ここ最近いきなり力をつけてきたアフィリエイター

感覚的には美人が一番多い部署ってイメージですね。アフィリエイターも担当が美人さんだったら頑張るじゃないですか。

しかし、アフィリエイト広告主の方はこのチームと関わることは滅多にありません。(残念)

ASPの給料は?ボーナスは?

給料はかなり安いです。私の場合は25歳くらいで入社しましたが、はじめの方は手取りで17万円くらい、ボーナスも年に2回支給で1ヶ月分前後が成績に応じて変動し支払われるという仕組みです。

報酬形態は年俸制、残業代は「みなし残業」として月に何十時間(40時間だったかな?)が込みでした。

ただ、私の場合には給料はそんなに重要じゃなかったです。あとで書きますが、独立したい気持ちが強かったので、副業できるかどうか、独立するにあたって人脈や情報が得られるかが大事でした。その面においては、ASPはいい環境であったと言えます。

副業はできるのか?

ASPはアフィリエイトに限って、申請書を書いて提出すれば副業OKです(ASPによって違うかもしれません)。ぼくはこの権利をもちろん利用し、昼休みに約1時間、帰社後にだいたい2-3時間と作業をし続けました。

営業職の人は、

  • どのアフィリエイターが、どのくらい稼いでいるのか

といった情報を見られるので、社内で「稼いでるやつ」という見方をされてました。これを隠すためにうまく親戚のアカウントで稼ぐ人とかいたので、そうしておけばよかったなと、少し後悔です(笑)

最後に

あなたが思っていたASP像と比べていかがでしたか?

ASPがどんな会社なのかを理解しておくとコミュニケーションも取りやすいでしょう。ASPは広告主にとって良きパートナーです。味方につけてアフィリエイトマーケティングを成功させましょう。